今回は、カーリースは中途解約できるのか、そして違約金や解約の条件を詳しく解説します。月々一定料金を支払えば新車が乗れるシステムということもあり、数年前からカーリースの需要は高まっています。本記事では、カーリースの中途解約に関して、違約金や解約に関する事柄を詳しく解説します。
カーリースの中途解約は可能？
車のサブスクといわれて、多くの方が利用されるカーリースですが、転勤や引っ越しに伴い中途解約を希望される方もいるでしょう。カーリースの中途解約は可能なのか紹介します。
カーリースは中途解約できない
結論からいうと、カーリースは中途解約ができません。これは、中途解約してしまうと、カーリース会社が損害を受けるためです。カーリース会社は、契約した時に決められた期間、料金が支払われることを前提として月額料金やサービスを決定しています。
もし、中途解約してしまった場合、最初に決められて月額料金が支払われず、破綻してしまうためです。
カーリースの中途解約が認められるケースとは
基本的に、カーリースの中途解約は認められていませんが、条件を満たせば中途解約はできます。ひとつは、カーリース会社に認められて、カーリース会社が定める違約金を支払う場合です。
また、もうひとつは契約者の死亡・長期入院・海外赴任による中途解約です。これらのように、支払いが難しい条件であれば中途解約は可能です。
自己破産した場合
自己破産した場合は、カーリースの中途解約が認められています。カーリース契約は中途解約となり、リース車は引き上げられることを覚えておきましょう。
中途解約の際の違約金の計算方法と例外ケース
カーリースの中途解約は、基本的に難しいですが、違約金を支払えば可能な場合もあります。中途解約の際の違約金の計算方法と例外ケースについて紹介します。
残りの契約期間の月額料金相当
カーリースでは、基本的に解約金の計算をおこなう際、残りの契約期間の月額料金相当で計算をおこないます。例えば、月額3万円、7年契約のカーリースを丸5年が経過した時点で解約すると、残り2年分の料金ということになり解約金が72万円程度になる計算になります。
事故で車を大破させた場合・盗難などで車がなくなってしまった場合
事故で車を大破させた場合や、盗難や災害などで車を失った場合は中途解約となります。このような事態に備え、カーリース会社ではリース者向けの特約ある保険に加入すすることを進めています。万が一の事態に陥っても、カーリース会社への違約金も補償されるため安心です。
リース車の査定と回収
リース会社に中途解約が認められた場合、違約金を計算するためにリース車の査定がおこなわれます。リース車に傷やへこみがある場合や、走行距離が長くなった場合は違約金が高くなるため注意しましょう。
違約金が確定し双方が問題なく納得すれば、リース車は解約となる流れになります。違約金の支払いでは、リース会社が指定する書類に、記入・提出すれば中途解約の手続きは完了です。
中途解約リスクを避けるための契約のコツ
リース車を借入する場合、できれば中途解約は避けたいです。中途解約リスクを避けるための契約のコツについて紹介します。
乗り換えを見越した年数を選ぶ
転勤や子どもの誕生に伴い、リース車を中途解約するリスクは増えるでしょう。もし、ライフスタイルの変化を把握していれば、乗り換えを見越した年数でリース車を借りることをおすすめします。
多くのカーリースでは、3年・5年といった年数で設定されているものが多く存在します。なかには、1年単位でカーリースできるものもあるため、ライフスタイルの変化が大きい方はこうしたリース車を選ぶと良いでしょう。
契約期間中でも乗り換え可能なものを選ぶ
カーリースの中には、中途解約しなくても車種だけを変更できるものも存在します。また、追加料金を支払うことで乗り換えできるカーリースもあるため、自分に合ったプランを選択すると良いでしょう。
ただ、こうしたカーリースは月額料金が高めに設定されているものもあるため、事前にしっかり確認しておくと安心です。
契約満了後に選択豊富なカーリースも
リース会社によって、カーリースをおこなったあと買取するか再リースするか、リース後の選択肢が豊富な会社も存在します。こうしたリース会社を選択しておけば、最低限必要な期間だけ契約するようにしておくことで、中途解約のリスクも抑えられるでしょう。
中には、契約期間1年単位でありながら月額料金が安く済むリース会社もあります。自分の好みやライフスタイルに合わせて、リース会社を選ぶと中途解約しなくても済むでしょう。
まとめ
本記事では、カーリースは中途解約できるのかそして、違約金や解約の条件を詳しく解説しました。カーリースで車をリースする場合、違約金が発生するためできれば中途解約は避けたい事柄と言えます。
ただ、ライフスタイルややむを得ない事情で、中途解約をせざるを得ない場合もあるでしょう。もし、将来のライフスタイルがある程度わかっていれば、中途解約できるリース会社を選択することをおすすめします。
本記事が、カーリースに関して詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。
- コスパ重視のカーリースならココ！
-
エンキロ（Yenkilo）
引用元：https://yenkilo.jp/エンキロは、業界では珍しい「走行距離に応じた料金設定」を採用しています。
あまり運転をできなかった月は、規定に応じて料金が下がるため、毎月のコストを減らして車を持つことができます。
コストパフォーマンス重視のカーリース選びをしたい方は、こちらの記事をぜひチェックしてみてください。
おすすめのカーリースサービス7選
